保護中: メタジェニックス様 製品インタビュー
株式会社MSS様 製品インタビュー
ドクターズレシピで取り扱いをしているサプリメントについて、皆さんにもっと知っていただくためにサプリメント会社にインタビューを行っていきます。
第二弾は株式会社MSSの研究開発部・部長である江藤浩平さんからお話を伺いました。
誰もがオーソモレキュラー栄養療法の恩恵を享受できる日本に
東京都新宿区に本社を置く株式会社MSSは「自宅から30分圏内でオーソモレキュラー栄養療法を受診できる日本を」という思いを胸に、2003年に設立されました。
パッケージに記載している成分、およびその量が、賞味期限までしっかり入っていることを「MSS PROMISE」として約束し続けることを考え、品質管理と品質保証の2つの手法を磨き上げていらっしゃいます。
サプリメントを製作するうえでどこに一番気を遣っていますか?
製品の品質です。パッケージ記載の成分とその量が、賞味期限までしっかり入っていることを担保するよう気を付けています。
MSS製品のこだわりを教えてください
「MSS DUO」シリーズのサプリメントは、オーソモレキュラー栄養療法を実践するために、必要な栄養素をラインナップしています。患者さんに不足している栄養素をドクターが血液検査で導き出し、患者さんに必要な栄養素を、必要な量補充するため、特定の栄養素を高濃度に配合した製品です。
添加物へのこだわりはありますか?
サプリメントにはある程度の賞味期限が必要ですし、製造工程で必要な添加物もありますので、必要最小限で使用しています。品質に関係のない余分な着色料などは使用せず、国の法律で認められた使用基準を守り、安全性を厳密に管理しています。
また、賦形剤※にもこだわり、人体に有効な機能をもつ成分を採用しています。
※タブレット(錠剤)、ハードカプセルを製造する際、流動性向上、吸湿性改善、成型、希釈などを目的に加えられる添加物のこと。
重金属や汚染されていないことの確認は行っていますか?
全製品を対象に、代表的な重金属である「ヒ素、鉛、カドミウム、水銀」等は分析しています。
ヒ素など土壌にあるものはゼロにはできませんが、限りなくゼロに近い極微量であるということを確認しています。
魚油の水銀については原料の時点で分析し、問題がない物を使用しています。
細菌汚染に関しましては、完成品の段階で、細菌や大腸菌群の検査を毎ロット行っております。
消化吸収試験などは行っていますか?
消化吸収試験は行ってはいませんが、吸収しにくいといわれているミネラルは、吸収がいいとされている原材料を選んでおります。
また、脂溶性ビタミンや魚油なども吸収しにくいといわれますが、ミセル化という水に溶けやすくなる加工を施しており、胃腸への負担を減らし、スムーズな消化と吸収を目指した設計です。
流通へのこだわりはありますか?
配送に関しては、遮光性や防水性に優れたアルミ袋をパッケージに採用しております。
販売に関しましては、医師・歯科医師あるいは医師・歯科医師が在籍する施設に卸販売を行っております。
MSS社の情報サイトもありますので、ぜひ一度ご覧いただけますと幸いです。
(お問い合わせ)
https://corporate.mssco.jp/contact/doctor/
株式会社MSS
研究開発部・部長
江藤浩平 様
インタビュー日:2024年8月28日
保護中: Pure Encapsulations®製品を取り扱うネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー様 製品インタビュー
ヘルシーパス様 製品インタビュー
ドクターズレシピで取り扱いをしているサプリメントについて、皆さんにもっと知っていただくためにサプリメント会社にインタビューを行っていきます。
第一弾は株式会社ヘルシーパスの取締役・開発担当である井村聡介さんからお話を伺いました。
サプリメントを開発するにあたり、どこに一番気を遣っていますか?
当社は医師、歯科医師に治療に役立てていただくということを目的に作られた会社なので、先生方が使いやすいサプリを作ることが第一だと思っています。
具体的には、配合量は先生が臨床で調整しやすい量、賦形剤※は出来る限り少なく、アレルギー物質も避けられるものは極力入れないようにしています。
粒のサイズや形についても、想定されるユーザーに合わせて設計しています。
なお、配合量については、他のサプリや医薬品とも組み合わせた際に上限量を越えないよう、計算しやすい数字にすることも心掛けています。
製造に関してはGMP認証を取得している工場でしか行わないということを、当社は創業当時からずっとこだわっています。
また、ドクターが診療でご活用いただくことが前提なので、それ以外の販路で購入できないように気を使っています。
※タブレット(錠剤)、ハードカプセルを製造する際、流動性向上、吸湿性改善、成型、希釈などを目的に加えられる添加物のこと。
サプリメントを製作するときはどのようなことを考えていますか?
最初に検討するのは先生が使いやすいかどうか、患者さんに提案しやすいかどうかというのを一番に考えています。
安全安心は大前提で、賞味期限の間は性能が担保されているのかも確かめながら設計しています。
これは、創業当時から言っていることなのですが、
「自分が安心して食べることができて、自分の子供にも安心して食べさせることができるものしか作らない」
ということが基本的な考えです。
サプリメントを製作する際の添加物への考え方を教えてください
添加物に関しては製造に不可欠なものはあるので、一概に添加物自体を悪だとは考えていないですが、
「種類も量もできる限り少なくする」ということを目指しています。
各原材料自体の製造に使われている添加物はパッケージに記載する義務は無いのですが、当社では、表には出てこない添加物にも目を光らせ、素材を厳選しています。
製品が重金属や汚染されていないことの確認は行っていますか?
当社では全製品全ロットでの重金属の確認はしていないです。
ただ、製造をする前に原料、添加物も含めてすべて、規格書・調査書等を入手します。これらの資料には、重金属やヒ素、酸化・過酸化物価の情報以外にも、原材料の原産国や加工国、製造工程、アレルギー情報、遺伝子組み換え情報、保管情報、賞味期限などの情報が揃っていますので、これらの情報を確認しています。
一方で、魚油などに関しては、水銀のリスクが高いので製品になった後で抜き打ちチェックをしたり、定期的に原料メーカーから最新の規格書を取り寄せ確認し、安全を担保しています。
消化吸収試験などは行っていますか?
消化吸収というか、まずは崩壊試験ですね。正しく崩壊することが大事だと思っていますので、崩壊試験は製造ごと、必ず工場にやってもらっています。
吸収については、ビタミンC、ビタミンD、鉄などで、社員が摂取し、お世話になっている先生に測定してもらったことがあります。特に、ビタミンCの飲用と血中濃度の測定は何度もやっていますね。
サプリメントの形状では、崩壊性に心配のあるタブレット(錠剤)よりも、ハードカプセルを使うことが多いです。
流通へのこだわりはありますか?
当社は医療機関専売品ということを徹底したいので、流通には非常にこだわっています。
お医者さんの指導がない限り購入できないように、WEB上での販売は制限をさせていただいています。
流通ではもう一つ、温度の部分ですね。
サプリメントは高温多湿化に置かれると、ソフトカプセルの場合にはゼラチンが溶けてしまったり、カプセル同士がくっついてしまう。タブレットやハードカプセルでは水分を吸って変色したりなどということがあり得るので、当社では夏の高温時にはクール便で配送をしており、宅配ボックスへの配送はしていません。
ヘルシーパス社の情報サイトもありますので、ぜひ一度ご覧いただけますと幸いです。
https://www.healthy-pass.co.jp/company/divisions/development
株式会社 ヘルシーパス
取締役(NR・サプリメントアドバイザー)
井村 聡介 氏
インタビュー日:2024年8月22日